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​中村駿(SHUN NAKAMURA)

彫刻家。1990年生まれ。2015年多摩美術大学卒業。独学で塑像による仏像を制作し、オンラインショップの運営及び受注制作を行う。2020年3月よりアトリエを横浜から奈良へ移し、活動を続けている。

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2012/11 『MAGー多摩美のメディア芸術2012』六本木 AXISギャラリー

2014/1 『sél -多摩美のメディア芸術2014』蔵前 MIRROR

2015/3 『多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース14期生卒業制作展』横浜 赤レンガ倉庫

2017/12 二人展『永点下』三鷹 カフェハイファミリア

2018/1 公募展『第6回アートイマジン芸術小品展』国立 アートイマジンギャラリー

2018/3 企画展『仏界冒険』代々木 ボイジャーズギャラリートーキョー

2018/8 企画展『Life 2018』銀座 GALLERY ART POINT 

2019/1 個展『いにしへの手紙』清澄白河 LYURO東京清澄

2019/7  企画展『GALLERY ART POIN AWARD 2019』銀座 GALLERY ART POINT 

2021/7  個展『住めば古都』渋谷 イスム表参道店

2022/4  個展『海潮音』横浜 祈りの道具屋まなか

 

メディア掲載

2020/12 雑誌『Hanako(2021年1月号)』掲載

2021/7 『毎日新聞(2021年7月4日朝刊)』『毎日新聞オンライン』掲載

2021/7 『読売新聞(2021年7月26日夕刊)』掲載

2021/12 雑誌『SAVVY(2022年2月号)』掲載

2022/10 書籍『地球の歩き方aruco 東京パワースポットさんぽ』掲載

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私の制作スタイルは全く無計画なものです。この粘土の塊が一体どんな姿で完成までの道を歩むのか見当もつかないまま、スケッチもせず取り掛かります。像がどこからともなくやってきて私を通過して物質を伴って体現するのです。作品は他者の集まりとも言えるでしょう。例えば、私の感覚を通じて私の中に浸透していった太古の仏像たち、彼らは一旦私の中で形を崩し混ざり合い発酵し、再び形となる時には全く新しいものに変化します。多くの芸術家が制作の選択の中で取りこぼしてきたものを掬い上げる行為、これは意識的に行えることではありません。内的な叡智に委ねる制作活動こそ、主客が重なり合う、まさに「祈り」の実践でもあるわけです。

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